江津の人麻呂さんを語る(石見相聞歌)
受講日 | 第1回目 6月5日 (土)13:30~15:30 会議研修室2 |
講座内容 | 柿本人麻呂と依羅娘子(よさみのおとめ)の別れの切なさと悲しみあふれた思いの歌が万葉集の中でも秀歌と知られ、人麻呂の代表的な歌が江津で読まれたと伝わっていて、人麻呂の歌の思いと詠まれた場所を巡る。今回が初回の講座です。 |
体験レポート | パレットの講座を受けるのが初めてでもあるので、少々緊張しながら会場へ。 「万葉集」・・・。学生時代の国語の授業以来です。高校の時に百人一首大会でそこそこ上位までいったけど、今ではすっかり忘れてしまっています。 「やばい!何か答えさせられたらどうしよう・・・。」なんて思っていましたがそんな心配は何もなかったです(笑) 今回の講座内容は、観光ボランティアガイドの会メンバーの山本さんと小路さんによる、柿本人麻呂がこの地で妻とした依羅娘子(よさみのおとめ)と別れ、都へ戻る時に詠んだ歌などが万葉集に収められた通称「石見相聞歌(いわみそうもんか)」の解説でした。 歌の中には江津の地名が多く出てきますが、出てくる地名と現在の場所を照らし合わせながら、二人の思いをたどる「ブラタ○リ」的な講座です。 また柿本人麻呂が生きた700年代の歴史と合わせ、二人が詠み交わした歌を読み解く歴史好きにも楽しめるのではないかと思います。 気軽に参加できて万葉の世界に引き込まれ、昼食後の眠気も吹っ飛ぶ楽しい講座でした。 |